佐賀県地域おこし協力隊
の募集情報

6000人のまちで、こども達の日々の”居場所”を運営する仕事 こどもエンジョイサポーター

募集期間:2025年11月14日(金)~2025年12月21日(日)23:59まで

募集自治体

自治体名大町町
所属課名子育て・健康課
担当者名橋富、灰塚(主担当)
連絡先kosodatekenkou@town.omachi.saga.jp

企画の概要

人口約6000人のまちで暮らすこども達の、”心の拠り所のような居場所”を運営するメンバーを2名募集します!

こども達とイベントを企画したり、遊びの提案をしたり、寄り添いながら近くで見守るお仕事です。
こどもの居場所に関わりたいと思うとボランティア活動になりがちですが、今回のお仕事は3年間のお仕事として、こどもと居場所の在り方に関わることができます。

業務に慣れてきてからは、自分たちでアイディアを考え、より良い場の運営を考えていける余白ありますよ!
こどもや居場所に関わりたい。地方で暮らしながらこどもと触れ合いたい。そんな方にピッタリなお仕事です。

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【お知らせ】こどもエンジョイサポーター募集説明会を開催します!

仕事内容や、大町町への移住に関してなど、こちらの募集企画に関心を持って下さった皆さんへ向けて、オンライン説明会を開催します。
説明会では、担当職員より、募集の背景や、地域のことなど、より大町町のことや、業務内容について等を知っていただけるように、ご説明予定です。
質疑応答の時間もありますので、参加者の皆さんにも、気になることはぜひ気軽にご質問下さい。

開催日時:12月3日(水) 19:00-20:00
開催方法:オンライン(Zoom)

🔻お申し込みフォームはこちら
https://forms.gle/8whh6qYTtiAysQic9

ご参加お待ちしております!

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こどもの居場所「ペリドット」

子育て広場「こんぺいとう」

こどもの居場所「ペリドット」はどんなところ?

大町町には、こども達にとって大切な居場所「ペリドット」があります。
「ペリドット」は、小学校に通うこども達が自由に出入りする、地域交流スペースです。「安心して過ごせる場を提供し、寄り添いながら見守る」ということをコンセプトに、一人ひとりの力を信じ、主体的な活動につなげていくことを目指しています。

ここには、学校終わりに息を切らして走って向かってくる子がいたり、友達との待ち合わせ場所として利用するこどもなど多くのこども達が集う場所になっています。
定期イベントとして開催している「よっといDAY!」では、、地域の方をゲストに迎えてこども達と一緒に料理をして、一緒に食べる企画も行っています。施設は防災拠点としての役割も担っています。この居場所の立ち上げは、地域おこし協力隊が行っており、今も町の中で応援してくれています。

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名称:大町町交流拠点フリースペースPeri.(通称:ペリドット)
場所:佐賀県杵島郡大町町大字福母2333番地
日時:毎週 火・水・土 9:30~12:00、13:00~16:00
運営:協力隊2名体制で無理なく運営をしていく予定です
参考:
https://www.instagram.com/peri_freespace/
https://www.facebook.com/omachi.chiikiokoshi/?ref=_xav_ig_profile_page_web
https://www.sagajikan.com/yomimono/1229/
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もうひとつ、大町町には、未就園児とそのパパ・ママが集える、子育て広場「こんぺいとう」という居場所もあります。まだ目が離せないお子さんとそのパパ・ママのために、安心して過ごせる屋内施設として、根強い人気があります。協力隊やパパ・ママ同士での子育てのお悩み相談や、子育てに関する話をしたり、交流の場としても大切な居場所になっています。こちらも、地域おこし協力隊のアイディアで立ち上がったものです。

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名称:子育て広場「こんぺいとう」(現在の名称です)
場所:大町町総合福祉保健センター「美郷(みさと)」
日時:毎週 金 9:30~12:00、13:00~16:00
運営:協力隊2名体制で無理なく運用をしていく予定です
参考:
https://www.town.omachi.lg.jp/kosodateijyu/list00672.html
https://www.town.omachi.lg.jp/kiji003915/index.html
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こども達の“今”にそっと寄り添うことを続けられる町でありたい。

都会と違い、地方にはこどもが放課後に居られる場所の選択肢は多くはありません。
不登校や学校に馴染めないなど、困難を抱えるこども達にとっても、安心して居られる場所があったらいいなと思っています。

そんな中、大町町には、こども達の立ち寄れる「第3の居場所」があります。
それが過去に地域おこし協力隊として、この地域で活躍した方が立ち上げ、2代目へと繋げ、新たに協力隊として来てくださる方に引き継いでいただく「ペリドット」です。時間をかけて、こども達に寄り添いながら続けている大切な居場所です。

利用者の数だけを見ると多くはないですが、放課後の居場所を求める子、学校生活に悩んでいる子、そんな一人ひとりにとって、かけがえのない場所です。

また、立地としても通学路の途中で、商店街の街角にあり、オープンな雰囲気のため、誰もがふらっと立ち寄りやすいこの場所は、地域の人にとっても気軽に寄れて、人と話せる交流の場になっています。

そのため、この場所を維持することは、こどもだけではなく、地域にとっても重要なことであると感じており、受け継ぎ、町と一緒に守ってくれる人を募集したいと考えました。

大町町交流拠点フリースペースPeri.(通称:ペリドット)

ペリドットは商店街の街角にある店舗跡を活用しています

募集するのはこんな仕事

この仕事の魅力

  • こどもの居場所を運営し、こども達に深く関わりを持てるため、こども達自身の本音を聞けたり、活き活きとしたこどもたちのパワーに触れられます。
  • 様々な事情を抱えたこどもの心のよりどころになるような、こどもに頼られる、必要とされるようなお仕事です。
  • 先輩協力隊が運営してきた土台があるため、立ち上げをゼロから準備する必要がありません。すぐに運営ができます。利用者やファンがいる状態から始められる点も大きな魅力です。
  • 2名体制でチームとして取り組めます
  • 将来、こどもの居場所づくり・こども食堂をやってみたい人にピッタリなお仕事です。

具体的な仕事内容

<メイン業務>

こどもの居場所「ペリドット」の運営
メインの業務は、こども達の“見守り”です。安心して過ごせるように、こどもに寄り添いながら見守りを行います。主に集うのは放課後の小学生ですが、不登校など困難に向き合っているこども達もいますので、状況に配慮しながらサポートをしていきます。こども達と一緒に遊んだり、季節にちなんだイベントの企画や、ちょっと立ち寄りたくなるような場所として、2名の協力隊で協力しながらこどもの居場所「ペリドット」を運営します。

火・水・土など、こどもたちが集まりやすい日時を中心に居場所をオープンしていますが、小学生だけではなく、中学生や高校生、近所の住民の方々も集ってくる場所です。

  • こども達の見守り(火・水・土=開館日)
  • 居場所の整理整頓・清掃(開館日)
  • 役場との定期的な運営報告会議(毎月)
  • 運営の計画づくり・季節イベント企画運営(毎月)
  • 居場所の「お知らせ」作成(毎月)
  • 町広報誌の原稿作成(隔月)
  • Instagram等の情報発信(要確認)

2〜3年目に向けて、新しい企画を実施する場合には、協力隊から企画書を作成・提案し、職員とともに検討していきましょう。

<サブ業務>

子育て広場(親子の交流の場)の運営
開催頻度:週1金曜日(予定)
未就園児とそのパパ・ママを対象に、こどもの遊び場の提供や親子体験企画を実施

こども食堂イベントの開催
開催頻度:月1回
参加者とカレーなどを作ってみんなで食べる、料理を通じた交流イベントも行っています。

発信業務
これらの運営に関する広報誌やお便り、Instagramでの発信業務があります

事務作業
居場所運営に伴う計画作りや企画書、報告書等の業務があります。こちらは毎週木曜日に、役場の事務室に必ず出勤して作業を行います。

災害時の避難所サポート業務
大町町役場の会計年度任用職員としての任用になります。台風や豪雨、地震などの際に避難所が設置された場合には一緒にサポートをお願いします。
ペリドットは防災拠点にもなっていますので、防災拠点開設期間中は、防災担当者がペリドットを管理することになります。

大町町総合福祉保健センター「美郷」

大町町役場

活動のイメージ

1日の流れ(イメージ)

(ペリドットの運営日)

8:30〜9:30 開館準備

役場に出勤したら挨拶をして、運営する場所へ移動。
簡単な清掃や書類作業を終わらせ、こども達を迎える準備をします。

9:30〜12:00  開館・運営

平日の午前中は利用者が少ないこともあります。
空き時間でイベント等の準備を行います。

12:00〜13:00 昼食

13:00〜16:00 開館・運営

こども達がきたら、安心して過ごせるように見守ります。
時にはこどもの悩みや相談にのることもあります。

16:00〜17:00 片付け、閉館作業

片付けをして、役場に報告をして退勤です。

1週間の流れ(イメージ)

※想定のスケジュールです。具体的なスケジュールは着任後の協議により決定します。
火曜日:こどもの居場所「ペリドット」の運営
水曜日:こどもの居場所「ペリドット」の運営
木曜日:町役場の子育て健康課にて事務作業
金曜日:子育て広場(親子の交流の場)の運営
土曜日:こどもの居場所「ペリドット」の運営
日曜日:お休み
月曜日:お休み
※月曜日が祝日の場合は火曜日が休日になります。

3年間の活動イメージ

こどもの居場所を中心として、未就園児の子育て広場の運営なども行っていきます。3年間、こども達の居場所を安定的に維持していくことが大切です。時には研修や視察なども行いながら、運営ノウハウや企画作りなども少しずつレベルアップしていきましょう。

<3年後のイメージ>
これまでの先輩協力隊員さんの進路は様々です。
定住し起業をされた方、任期中に資格を取得し、そのまま佐賀で資格を活かして就職をされた方、卒業後は地元に帰り3年間の経験を持ってまた子育て支援の現場に関わる仕事を選ばれた方。
色んな選択肢を応援したいと思っています。地域の方と触れる機会が増えれば増えるほど、あなたにならこの仕事を任せたいと、お仕事の紹介があったり、起業の種が見つかったり。まずは大町町での生活を楽しんでもらえたらと思っています。

 

こんな人に来てほしい

求める人物像

<こんな方に特におすすめです!>

  • こどもに接し、関わることが好きな方
  • こどもの意見に耳を傾け、同じ目線で一緒に考えることができる方
  • 子育て支援関係の経験はあるが、しばらく現場を離れていたという方
  • 子育て支援について勉強をしたことがある又はしたいと思っている方

未経験者の方でも、当町では、担当職員が業務上はもちろんですが、生活面でもサポートする体制をとっています。また、居場所の運営については、基本的に2人体制で運営するので、互いにフォローしながら業務をおこなうことができます。研修等で、知識やノウハウを増やしてもらうことも可能です!
これまでは、新卒で本業務を行った担当者(地域おこし協力隊)もいましたし、保育士経験のある方も活躍していらっしゃいました。

必須スキル

【必須要件】

  • こどもに接し、関わることが好きな人
  • こどもの意見に耳を傾け、同じ目線で一緒に考えることができる人
  • ペリドット運営方針に共感できる人
  • いつも笑顔な人
  • 大人ともこどもとも、仲良くなるのが得意な人

【必須スキル】

  • 運転免許があること
  • Wordで簡単な企画書を作れること
  • Instagramでの情報発信ができることを使ったことがあること

※この募集は、総務省の「地域おこし協力隊推進要綱(平成21年3月31日(総行応第38号)」で示す「地域おこし協力隊員」を募集するものです。
※別途、地域おこし協力隊の地域要件を満たしている必要があります。詳しくは下記、総務省の「地域おこし協力隊及び地域プロジェクトマネージャーの地域要件について」参照(下記の参考URL参照)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000862229.pdf
https://www.soumu.go.jp/main_content/000862230.pdf

雇用条件

勤務地(デスクがある場所、活動地域)大町町役場に在籍し、課内で席を準備する予定です。こどもの居場所を開館する日は、拠点が勤務場所になります。朝夕の出勤は大町町役場になります。
雇用形態 会計年度任用職員(パートタイム)
募集人数2
報酬月額 291,600円(期末手当等の賞与なし) 
年収 3,499,200円(下記勤務日数に応じて変動あり)
大町町地域おこし協力隊の規定に準じることとする

勤務日数(勤務時間)(1)勤務時間等
原則として、火曜~土曜(祝日を除く)、8時30分から17時まで(週37.5時間)とします。勤務時間が週37.5時間を超える場合は、別の週で調整することができます。※休日勤務や夜間に勤務が必要な場合は振替休日や出勤時間の調整も可能です。

(2) 休暇等
年次有給休暇(最大10日/年)、特別休暇(夏季休暇5日、年末年始休暇)があります。大町町会計年度任用職員のルールに準拠します。
副業
活動用の専用車なし(公用車あり)
住宅
待遇・福利厚生(1)住居は大町町が家賃を支払います(予算範囲内)。
※引っ越し費用、生活備品、光熱水費、その他の経費はご負担いただきます。
(2)健康保険、厚生年金、雇用保険に加入していただきます。
(3)活動に必要な車両・パソコンは無償貸与します。
審査方法■選考方法
(1) 第1次選考【書類選考】
①履歴書(写真付き)
②志望動機書(A4・1~2枚)
③住民票(写真可)
・メール提出時のタイトルは、「大町町地域おこし協力隊応募」としてください。
【提出期限:令和7年12月21日(日) 23:59】
・申込みを受け付けましたら、翌開庁日の17時までに受付済メールを返送します。受付済メールの返送が無い場合は、お電話にてお問い合わせください。
※選考結果は、令和7年12月26日(金)までに履歴書に記載のE-mailアドレスに「メール」にて通知します。

<申込・問い合わせ先>
大町町 子育て・健康課(担当 橋冨/灰塚)
〒849-2101佐賀県杵島郡大町町大字大町5017番地
TEL: 0952-82-3186 Fax:0952-82-3117
E-mail:kosodatekenkou@town.omachi.saga.jp

(2) 第2次選考【面接】
第1次選考合格者については、面接による第2次選考を実施します。
時期は、令和8年1月12 日(月・祝日)~13日(火)までの間を予定しています。詳細な時間は、第1次合格者へご連絡します。

第2次選考結果は、令和8年1月23日(金)までに通知します。

なお、面接は大町町で行う予定としています。
※状況に応じて面接日が変更となる場合があります
※応募に係る経費(書類申請費用及び面接時の交通費など)は、応募者の負担となります。
※選考の経過及び結果についての問い合わせには応じられませんので、予めご了承ください。

■その他
お問合せや事前見学をご希望される場合は、「申込・問合せ先」まで、お気軽にご連絡(メール・電話)ください。
※選考に要する交通費及び宿泊費は本人負担となります。

大町町はこんなところ

大町町は佐賀県のほぼ中央、県庁所在地佐賀市から車で約25〜30分、福岡市までも高速利用で約1時間と交通アクセスが良いです。総面積は11.50平方キロメートルと県内では比較的コンパクトで町の中心に大町駅があります。
子育て環境としては、町内に保育園が2園、小中一貫校が1校あります。
産業は農業が中心で、特に米が大きな割合を占めており、きゅうりや麦も栽培されています。

また、子育て・移住支援が充実しており、出生祝金などの助成、定住奨励金制度、医療・教育支援など地域の「暮らしやすさ」に力を入れています。
自然や見どころも多く、「聖岳展望所」や旧炭鉱の遺構、町内散策コースで四季折々の風景が楽しめるなど、歴史と自然が調和した落ち着いた環境が魅力です。

町内には個性的なカフェがあり、休日はカフェ巡りも楽しめます。
大町町のB級グルメとして、町をあげてPRしている「たろめん」は、大町町でしか食べられない絶品グルメとして有名です。

春の桜の季節には「ボタ山わんぱく公園」や「浦田公園」では、たくさんの桜がとてもきれいに咲き誇ります。
夏に開催される「ふるさと大町納涼まつり」は、毎年花火大会も開催されたくさんの人でにぎわいます。
秋には、300年以上の伝統を誇る「ソウケ市」があります。「ソウケ」とは竹で編んだザルのことで、お米を入れたり野菜などを洗う際に使うことができます。

また、町内のお宮、神社では五穀豊穣への感謝を示す神事として、毎年10月19日に供日(おくんち)が執り行われます。浮立太鼓は伝統芸能としてこども達が笛太鼓を鳴らして町内を練り歩き、大町町の秋の風情を感じさせてくれます。

大町町は、佐賀県のほぼ中央に位置し、東は江北町、西は武雄市、南は白石町、北は多久市と境界を接しています。

担当者より

●橋冨さん(子育て・健康課担当職員 / 写真の右)
大町町は佐賀県で一番小さな町で、こども達が安全で楽しく過ごせる場所はなかなか多くはありませんが、「地域交流スペースPeri.」や「子育て広場こんぺいとう」はこども達が楽しく過ごせる場所でありつづけたいです。そして、その場所は見守っている大人も楽しくなかったら、こども達も保護者も楽しめません。こども達や保護者と一緒にいろいろなアイディアを出し合って、楽しい場所を作っていきましょう。

●灰塚さん(子育て・健康課担当職員 / 写真の左)
私が幼少期の大町町には、小さなスーパーがあって、また商店街には駄菓子屋さんやたこ焼き屋さん、本屋さんなどがありました。
スーパーにはちょっとしたゲームコーナーがあって、1回20円でプレイできるゲーム(当時はノリマロというキャラが出てくるゲームがとても人気でした)が人気で、よくこども達が集っていました。商店街の本屋さんやたこ焼き屋さんは、おじいちゃん、おばあちゃんが経営する小さなお店で、毎回お買い物するわけではないこども達に、スペースを提供してくれたり、店に上がってテレビゲームをさせてくれるような、きっとこども達を大好きな店主のおじいちゃんおばあちゃん達だったんだろうと思いますが、大町町にもそんな時代があったなと今では懐かしく感じます。
この町のこども達が自然に楽しみに集まってくるような場所、家でもない、学校でもないこども達の「第三の居場所」を、一緒に作りませんか。

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