【佐賀県小城市】高校生も大学生も、まちと出会えばもっとおもしろくなる。「学びの場を広げるコーディネーター」募集
募集期間:2025年08月17日(郵送の場合 8月17日(日)必着)

募集自治体
自治体名 | 小城市 |
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所属課名 | 総務部 企画政策課 |
担当者名 | 田中 |
連絡先 | kikaku@city.ogi.lg.jp |
企画の概要
こんにちは!
こちらは佐賀県の中央部、九州を代表する名山のひとつ天山と、日本最大の干潟として知られる有明海に囲まれたまち佐賀県小城市です。時に「小京都」とも表現される歴史情緒ゆたかなこの地域より、地域おこし協力隊の募集をさせていただきます。今回ご紹介するのは『学びの場を広げるコーディネーター』の仕事です。業務内容は、小城市にある2つの高校・1つの大学と連携しながら(以下3校連携)、学生たちのニーズに合った交流や地域活動をコーディネートすること。
◎ 高校生や大学生に関わる仕事がしたい方
◎ 産官学連携に興味がある方
◎ 地域と若者をつなぐことにワクワクを感じる方
◎ 地方での教育の仕事に興味がある方
◎ 自分も地方で暮らしてみたい方
◎ 小城が前から気になっていた方
「それは私です!」という方は、ぜひご応募いただければと思います。担当は佐賀県小城市総務部企画政策課です。よろしくお願いいたします。

牛津高校の校舎です。

牛津高校の校舎です。
ミッション:子どもも大人も。地域を愛する気持ちを呼び醒ましていく。
小城市には、2つの高等学校と1つの大学キャンパスがあります。
・普通科の小城高校。
・全国でも珍しい、家庭科専門の牛津高校。
・看護学部のある西九州大学小城キャンパス。
それぞれ個性的な、人気の高い学校です。小城市は県庁所在地の佐賀市に隣接していることもあって福岡や長崎からの通学にも大変便利な立地なので、市外からの入学者が多いという嬉しい現状があります。反面、地域に関わる機会が少なく、たくさんの魅力があるはずの小城市に深い愛着をもつ学生が少ないのではないか? 同時に、地域の大人たちの眼差しも学生たちの方を向いていないのではないか?という課題を感じています。
私たちは本当は、縁があって小城市での学びを選んでくれた学生たちに、こう思ってもらえると嬉しいのです 。
「小城市でしかできないことをたくさん体験させてもらえた!」
「小城市の大人は私たちの希望も不満も、しっかり耳を傾けて聞いてくれる!」
「将来は、小城市に暮らしたい!Uターンしたい!」
「小城市が好き!」
そこで小城市では、3つの学校機関に連携を呼びかけて、3校連携の体制づくりに着手しています。ねらいは、学校の垣根を越えた学生同士の交流、地域愛を育む教育プログラムの共有 、地域と連携した活動の推進、などです。3つの学校が集まり、話し合う。そんな協力体制 が構築できれば、地域体験の向上の可能性は無限大です。学生たちも、きっと今より学生時代を楽しんでくれるはず。また、そうした学生の姿を見た地域の大人のみなさんにも、より楽しみながら学生への支援を継続して行なっていただけるような、教育参画の促進をますます期待したいところです。

3校連携の事例です。

小城市の未来たち。みんなの笑顔を一緒に育みませんか?
募集するのはこんな仕事
どの業務も、大切なのは地域の人たちとのコミュニケーション。私、田中がこの仕事をしていて一番嬉しいと思ったのは、訪問先の学校で学生たちが「田中さん!」と大きな声で手を振ってくれた瞬間です。学生同士はもちろん、学校の先生とも、地域の大人とも、市職員とも。このように手を振り合ってあいさつするような関係を何年にもわたってつなげていただけたら最高です。
3校連携の取り組みは、まだ始まったばかりです。あらかじめ決まった業務に対して「絶対にこれをやっておいてください」「これ以外やってはいけません」というのではなく、あなたの個性や経験、やりたいことに寄り添って、臨機応変に活動をサポートできればと思っています。なんでも主体的に提案、相談し合える関係が理想です。
具体的な仕事内容
学校同士の新しい連携をスタートさせたばかりの小城市では、地域おこし協力隊として、あなたのご協力を切に希望している次第です。ご協力いただきたいのは、3校連携に関わる次のような業務です。
①高校、大学との連携
・高校、大学、市の間の連絡調整を行う。
・定期的に高校、大学を訪問して声かけや打ち合わせを行う。
・学校が主催するボランティア活動、探究授業の支援、調整など。
②地域イベントの企画や運営
・高校生や大学生の地域体験が向上するようなイベントの企画、または学校側主催イベントの支援。
・高校生や大学生との交流。名前をおぼえてもらうこと。
・学生の意見、ニーズの聞き取りと整理。
③地域との連携支援
・高校、大学と連携したいと思ってくれる企業の掘り起こしと橋渡し。
・地域人材の掘り起こしと交流。
④上記連携内容の情報発信
・SNS、小城市ウェブサイトでの情報発信。
・高校、大学などのイベント、行事取材など。
⑤業務遂行にともなう事務等
・市担当職員、伴走支援員との定例ミーティング (週1、進捗や困りごとの相談など)
・市担当職員、課長との定例ミーティング (月1、進捗や困りごとの相談など)
・事務作業 (月報の作成、起案書、復命書、電話やメールなどでの連絡調整など)
・活動報告会 (年に1回、活動の報告を行う)

活動のイメージ
1日の流れ(イメージ)
活動事例
8:30 出勤
9:00~12:00 市役所・学校常駐
12:00~13:00 昼休憩
13:00~16:45 地域のイベント参加
16:45 退勤
1週間の流れ(イメージ)
活動事例
月曜日:小城市定例、1週間の活動計画、SNS発信(@終日小城市役所イメージ)
火曜日:午前 例)牛津高校常駐、午後 地域の活動に参加
水曜日:休み
木曜日:午前 例)小城高校常駐、午後 地域の活動に参加
金曜日:午前 例)西九州大学常駐、午後 地域の活動に参加
※週4勤務、基本は土日休み。土日のイベント開催などに合わせて出勤日の調整あり。
3年間の活動イメージ
3校連携を進める仕事、その3年間のロードマップを一緒に見ていきましょう。
【1年目:まずは小城を知る。学生や先生と話そう!】
・まずは小城の街を歩いてみましょう。
・学校を訪問し、学生や先生方と知り合いになりましょう。
・学生がすでに関わっている地域イベントに参加してみましょう。
・気づいたことをSNSで発信していきましょう。
【2年目:学校や地域と協働しながら学生たちが繋がり合う機会を増やしていこう!】
・小城市職員の田中と一緒に、3校連携の担当者会議の実施支援(連絡、調整など)をしましょう。
・学生と一緒に、地域で小さなイベント、企画を実施してみましょう。
・民間の団体、キーパーソンを訪問して地域の人と知り合いましょう。
・小城市職員とともに、協力隊を卒業したあとの仕組みづくりを検討してみましょう。
【3年目:3校連携の理想の形を提案しよう!】
・学校を訪問し、先生方と協働してのイベント、学びのサポートをしていきましょう。
・学生や地域と一緒に、独自のイベント、企画を実施しましょう。
・協力隊を卒業したあとも持続する仕組みづくりを小城市職員とともに構築しましょう。
※活動内容として設定する指標を達成している場合、残った時間での定住活動も歓迎しています。
こんな人に来てほしい
求める人物像
<こういう人に向いている>
◎ 若者や教育に関心がある
◎ コミュニケーションが好きで傾聴を心がけられる
◎ チームで働くのが好き
◎ 頼まれごとをうれしく感じることが多い
◎ 調整が得意
必須スキル
◎ PC操作 (オフィスソフト、ウェブサイト更新、SNSの投稿など)
◎ 普通自動車免許
◎ 最低限の危機管理能力 (学生に危害がないよう配慮)
◎ 土日祝勤務が可能であること (イベント時、振替対応はもちろんあり)
歓迎スキル
◯ 教育関係の仕事経験
◯ 教育魅力化などの経験
◯ 広報の知識
◯ 地域団体や企業と連携したイベント等の経験
雇用条件
勤務地(デスクがある場所、活動地域) | ・佐賀県小城市役所 (デスク) ・市内にある西九州大学、小城高校、牛津高校 (訪問) |
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雇用形態 | 会計年度任用職員(パートタイム) |
募集人数 | 1 |
報酬 | 250,000円 |
勤務日数(勤務時間) | 週4日 |
副業 | 可 |
活動に必要な備品 | ▽貸出 (リース) PC(庁内用)、タブレット(外出用) |
車 | 活動用の専用車あり |
住宅 | |
待遇・福利厚生 | ▽家 家賃補助5万円まで(月額上限)、敷金礼金補助15万5千円まで(上限) ▽社会保険等 厚生年金、共済保険、雇用保険に加入 ▽有給休暇 半年後に7日、翌年度8日、3年目は9日。繰越ありで、最大15日。 |
審査方法 | 【一次選考(書類)】 選考の上、合否を文書で通知します。 【二次選考(面接)】 一次選考合格者を対象に、現地(小城市内)で実施します。 日 時:令和7年9月6日(土)~7日(日)(1泊2日) 場 所:小城市役所および小城市内 内 容:(予定)小城市の案内・地域交流会・面接 ※二次選考に要する交通費等は個人負担とします。 |
退任後に向けて
【3年の任期を終え卒業した後のイメージ】
▽起業パターン
佐賀での地域おこし協力隊OBOGは、複数の生業を掛け合わせ独立する方が多い傾向です。
・週4勤務なので1年目から休みの時間を活用して起業準備が可能。(副業申請OK!)
・3年目の独立に向けて担当者と相談しながら定住に向けた活動もしていただけます。
・あなたの夢が叶うことを応援したいと考えています。
▽就職パターン
活動に関係する企業、市、高校、大学に雇用される可能性もあります。
活動実績がそのまま、県内企業での就活のアピール材料になります。
▽若者との連携の継続
定住される場合は、ボランティアなどを通して高校、大学との関係性を保っていただけると幸いです。
小城市はこんなところ
佐賀県小城市のいいところ。いくつかあげてみました。たくさんありますが、大事なところを少しだけ。
◎歴史情緒ある街並み。九州の小京都とも呼ばれる、小さな城下町の佇まいです。
◎やさしい住民性。おもてなしの文化が残り、人にやさしい人たちです。やっぱり人。
◎山が近い。九州百名山のひとつ、天山がすぐ近く。すぐ山に登れます。
◎海も近い。日本最大の干潟をもつ有明海にも隣接。珍魚ムツゴロウが待ってます。
◎空が高い。山と海に挟まれた広大な平野部では、都会にはない空の高さを感じます。
◎都市部が近い。佐賀市街まで15分。福岡市街まで50分。交通アクセスの便利な地域です。
◎あくせくしない暮らし。時がゆったり流れています。 (感想です)
おだやかな、自然体の「わたし」と出会える場所です。
ぜひ一度、お越しいただいて、ここに暮らす時間を空想していただけたらと思います。

町も駅舎もどこかレトロを感じさせる小城の風景です
担当者より
担当は佐賀県小城市総務部企画政策課の田中です。よろしくお願いいたします。

佐賀県小城市総務部企画政策課の田中です。