佐賀県地域おこし協力隊
の協力隊経験者

信本 力哉さん(後編) 地域にいて当たり前の存在「木を切る信本」

2025.09.22

地域おこし協力隊経験者【信本 力哉】さんのインタビュー後半では、「協力隊の任期が終わってから、今はどんなことをしているのか」、そして「これからの展望」をお聞きしました。

前編はこちら

信本さんは、協力隊の任期終了後も富士町を中心に中山間地域で自伐型林業をされています。山を良い状態で残していくためには適度な伐採と管理が必要で、山のため、地球のためには林業が必要な仕事であることを教えてくださいました。

また、林業ができない時間を有効に活用するためにはじめた木の器づくりや、防災支援の講習で重機の使い方も教えられています。

現在は特殊伐採の技術も勉強中。木に関して困っている人を前にしてお断りするのがつらいと語り、庭に生える危険木など林業では対応しきれない分野も網羅する、木を切るプロフェッショナルを目指しているのだとか。

地域の中で自分にできることを提供し、自分にできないことは得意な人に提供してもらう環境が自然に発生して、みんなで協力して生きていく。必要なものが必要最低限である、地域の自然な在り方が信本さんには合っていたと言います。

 

そして、信本さんの「地域との関わり方」、「ぶっちゃけた収入や生活水準」の話、「何を考えて協力隊の3年間を過ごしていたか」など、信本さんの暮らしや考え方を語っていただきました。

信本さんのインタビューは、ポッドキャストにて配信しています。
「リントラ!」ぜひお聴きください。

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〇ゲスト:信本 力哉
佐賀県佐賀市出身。家具関係の仕事で福岡から東京へ転勤。2020年2月に地域おこし協力隊として佐賀市富士町へUターン移住、林業の師匠の下で修行に励む。協力隊卒業後は富士町を中心に中山間地域で自伐型林業を営みながら、佐賀の木を使った器づくりや防災支援の活動も行う。

 

〇ホスト:佐々木 元康
一般社団法人clay 代表。佐賀県有田町出身。2015年8月から有田町の地域おこし協力隊としてUターンし、空き物件の活用と移住、定住支援を柱に活動。退任後、2018年8月に特定非営利活動法人灯す屋を設立し、2025年3月まで代表理事を務める。一般社団法人佐賀県地域おこし協力隊ネットワークの副代表も務める。

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