【佐賀県小城市】地方でのんびり「健康カフェ」で元気を育む保健師の仕事をしたい人募集!60歳以上歓迎♪
募集期間:令和7年9月1日(月) ~ 令和7年10月19日(日) 23:59締切(郵送の場合、当日必着)
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募集自治体
自治体名 | 小城市 |
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所属課名 | 小城市 健康福祉課 |
担当者名 | 凌(しのぎ)(主担当)、原田 |
連絡先 | fukushi@city.ogi.lg.jp |
企画の概要
佐賀県の中央部、九州を代表する名山のひとつ天山と、日本最大の干潟として知られる有明海に囲まれたまち佐賀県小城市です。「小京都」とも表現される歴史情緒ゆたかなこの地域より、地域おこし協力隊の募集をさせていただきます。
今回、募集する地域おこし協力隊は、保健師として市民のみなさんに寄り添って、健康づくりのサポートをする隊員さんです。気軽に健康相談や交流ができる「健康カフェ」の実施、小城市が配信するLINEや市報、ホームページなどでの情報発信によって、市民のみなさんに自発的な健康づくりに取り組んでもらうためのきっかけをつくる“仕掛け人”になってくれる方を募集します。
保健師としてのお仕事を経験された方なら1度は感じたことがあるはずの「日々の業務に追われて積極的に動けない」、「もっと地域の人に寄り添いたい」、「もっとこちらからも出向いていって相談に乗りたい」、「地域の方たちと直接会話しながら、“健康づくり”に関するさまざまな活動がしたい」そんな思いを実現させるのが、今回のお仕事です。

小城市 健康福祉課の職員です!
小城市の皆さんの健康を守りたい!
山、平野、海と場所によってさまざまな食文化を持つのも小城市の魅力。全国名水百選に選ばれた清水川の清流で育った鯉をつかった鯉料理「鯉のあらい(お刺身)」や「鯉こく(お味噌汁)」をはじめ、「長崎街道シュガーロード」の名残から歴史ある銘菓として知られる「小城羊羹」に、みかん、ブドウ、棚田米、レンコン、アスパラなど様々な農作物でも知られています。
そんな小城市ですが、深刻視されているものの一つに「生活習慣病」があります。全国的にも問題となっている生活習慣病ですが、佐賀県は一人あたり医療費が全国最多となっており、県を挙げて改善に取り組んではいますが依然として大きな健康課題のままとなっています。小城市においても住民の方々への定期健診のお知らせや講演会の企画・運営のほか、住民の健診結果のデータ化、健診結果がそぐわない方への自宅訪問を行っていますが、限られた人数での限界があり、生活習慣病をはじめとした様々な病気の予防や健康に興味関心を持ってもらうといった“健康づくりへの第一歩”の裾野を広げることができていないことが現状です。
生活習慣病になってしまうその前に、住民の皆さんに健康に関心を持ってほしい、自発的に「健康づくり」に取り組んでほしいとの思いから、今回の地域おこし協力隊の募集が決定しました。
地域に寄り添った「健康づくり」に取り組むことができる
今回の地域おこし協力隊員には、生活習慣病をはじめとした様々な病気の予防や、健康に興味関心を持ってもらうための「健康づくりへの第一歩」の裾野を広げる取り組みを行っていただきたいと思っています。一般的な行政保健師に見られるような事務作業はありません。
保健師として地域に出向き、住民の皆さんと交流しながら「健康づくり」活動に取り組むことで、地域に寄り添った保健師として活躍してみませんか。

検診の結果説明会などで、健康に興味を持ってもらえるよう取り組んでいます
募集するのはこんな仕事
具体的な仕事内容
①メイン業務「健康カフェ」の実施
「健康」をテーマにした交流や相談対応、イベントの企画運営をします。最初は、公民館や保健センターといった公共施設から。そこで行われている講座やサークルなどに出向き、住民の方々とコミュニケーションを取ります。徐々に、市内のカフェや企業といった小城市全体へとフィールドを広げていき、最終的には週に2回程度の実施を目標に、実践していきましょう。
\健康カフェとは?/
その場所に集まった人たちが、健康に関する情報を交換したり、交流したりする空間のことを言います。施設の休憩スペースで世間話をしてもいいし、一緒にウォーキングしても構いません。また、一見すると健康に関係がなさそうに見えることも、実は病気の予防に役立つということもありますので、幅広くアプローチしてください。このように、カフェと言っても必ずコーヒーやお菓子を出すカフェではありませんが、円滑なコミュニケーションのためには、お茶会のようなイベントをしてもいいですね。
②“健康づくり”の情報発信
「健康カフェ」開催のお知らせや“健康づくり”に関する情報を、小城市の公式LINEや市報、ホームページで配信します。
③関連する業務
「健康カフェ」を広げていくために、健康福祉課が実施しているイベント(体力測定・高齢者学級など)にお手伝いで参加し、住民の方々と交流する機会をつくります。
地域おこし協力隊として業務を実践していくためには、初めに小城市という地域を知り、地域になじむことが大切です。着任後は、健康福祉課の職員がつなぎ役になるので、一緒に住民の方々が集まる場にあいさつに行きましょう。その後、関係性ができてきたら自走してもらいます。ですので、始めの一歩を踏み込むことに不安がある方でも大丈夫です!
④共通業務
定例ミーティング(週1回)、日報の作成、活動報告会(年1回)など

「健康」をテーマにした交流や相談対応に取り組んでもらいたいです

自然を満喫できるウォーキングなどのイベントの実施
活動のイメージ
1日の流れ(イメージ)
8:30~ 9:30 出勤、メールチェック、ミーティング
9:30~12:00 保健福祉センターなどを訪問、交流(健康カフェ)
12:00~13:00 昼休憩
13:00~16:45 交流内容の整理・まとめ
1週間の流れ(イメージ)
月 定例ミーティング、情報収集、健康カフェの準備
火 健康カフェの実施・内容共有
水 休み
木 情報収集、健康カフェの準備
金 健康カフェの実施・内容共有
土 休み
日 休み
※イベント時など土日祝の出勤あり
3年間の活動イメージ
◆1年目:地域を知り、地域になじむ
小城市で実施している検診などの事業について知る。職員と一緒に訪問するなどして情報収集する。
【目標】半年後に健康カフェをスタートする。
◆2年目:健康カフェを軌道に乗せる
1年目を踏襲しつつ、健康カフェの認知度を上げて定着させる。
【目標】いろんな特性にあわせた健康カフェを週2回程度実施する。
(例)団体や企業の特性、年齢層や性別、場所などに関わらずどこでも健康カフェを実施する。
◆3年目:自発の健康づくりにつなげよう
2年目を踏襲しつつ、健康カフェの内容をより健康づくりを訴求するものにしていく。
【目標】イベント型の健康カフェを年2回程度実施する。
(例)講師を招聘し講演+ワークショップを行うなど
◆退任後:できれば定住いただければ嬉しいです。想定される仕事としては、市職員のほか、協力隊の業務「健康カフェ」で培った繋がりを活かし、企業への就職(産業保健師)や起業(顧問保健師等)があります。あなたのチャレンジを応援します!
こんな人に来てほしい
求める人物像
・「保健師」としての知識や経験をカタチにしたい人
・人とコミュニケーションをとるのが得意な人
・好奇心旺盛な人
・食文化をはじめとした地域性の違いを発見できる人
・小城市が前から気になっていた人
・地方暮らしに興味がある人
必須スキル
・保健師免許
・基本のPC操作(オフィスソフト、ウェブサイト更新など)
・普通自動車免許
・最低限度の危機管理能力(市の業務を行っている自覚)
・イベントなど、必要時の土日祝勤務(振替対応はもちろんあり)
歓迎スキル
雇用条件
勤務地(デスクがある場所、活動地域) | 小城市役所(デスク) |
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雇用形態 | 会計年度任用職員(パートタイム) |
募集人数 | 1 |
報酬 | 月額 250,000円 ※賞与なし ※通勤手当の支給あり ※税、社会保険料、雇用保険料等の本人負担分が、上記金額から差し引かれます。 |
勤務日数(勤務時間) | 【勤務日数】週4日 【勤務時間】8:30~16:45 または 9:00~17:15(7時間15分勤務) 【休日】水(平日1日、変更相談可)土日祝(振替あり)、時間外勤務手当あり |
副業 | 可 |
活動に必要な備品 | PC(庁内用)、タブレット(外出用) |
車 | 活動用の専用車なし(公用車あり) |
住宅 |
着任後に賃貸借契約を締結予定 |
待遇・福利厚生 | 【社会保険等】厚生年金、共済保険、雇用保険に加入 【有給休暇】半年後に7日、翌年度8日、3年目は9日。繰越あり(最大15日) 【家賃補助】5万円まで(月額上限)、敷金礼金補助15万5千円まで(上限) |
審査方法 | 【一次選考】 書類選考の上、合否を文書で通知します。 【二次選考】 一次選考合格者を対象に、2泊3日のおためし地域おこし協力隊に参加いただき、現地(小城市内)で実施します。 〔おためし地域おこし協力隊〕 日 時:令和7年11月7日(金)~9日(日)(2泊3日) 場 所:小城市役所および小城市内 内 容:(予定)小城市の案内・地域交流会・面接 ※二次選考に要する交通費等は個人負担とします。 ※宿泊施設は市が手配し、代金の個人負担はありません。 |
退任後に向けて
小城市はこんなところ
多彩な表情を魅せるまち・小城
北部には様々な植物が育まれ、清らかな水を貯える「天山(てんざん)」を中心とした山々。中央には稲と麦の二毛作ができる豊かで広大な平野。南部には全国でも珍しいムツゴロウやシオマネキが生息し、美味しい海苔が採れる有明海。
また、春の訪れをつげる牛尾の梅林や小城公園の桜、芦刈海岸のムツゴロウ、初夏には祇園川のホタル、秋には江里山の棚田を彩る彼岸花、冬には天山の頂に白いベールを覆う雪など春夏秋冬のさまざまな姿を見せてくれます。
数々の魅力ある資源を持ちつつ、佐賀市はもちろん福岡市へもアクセスしやすいことから、ベッドタウンとしても人気なのが小城市です。
山、平野、海と場所によってさまざまな食文化を持つのも小城市の魅力。
全国名水百選に選ばれた清水川の清流で育った鯉をつかった鯉料理「鯉のあらい(お刺身)」や「鯉こく(お味噌汁)」をはじめ、「長崎街道シュガーロード」の名残から歴史ある銘菓として知られる「小城羊羹」に、みかん、ブドウ、棚田米、レンコン、アスパラなど様々な農作物でも知られています。
食べ物が美味しく、自然豊かな小城市にくれば、おだやかな、自然体の「わたし」に出会えると思います!

伝統的な町並みの残る小城市で新しい暮らしをはじめませんか?
担当者より
はじめまして!
小城市健康福祉課の凌(しのぎ)です。
小城は場所によって全く違う顔があるまちです。それに小城の人は人懐っこい方ばかり!地域おこし協力隊の方には、まずは小城を好きになってもらいたいと思っています。小城の人たち、歴史・食文化に触れて、あなたが知っている、今住んでいる地域との違いや、移住者のあなただからわかる小城市といった“気づき”をどんどん発見して、発信してください!健康福祉課にはあなたを支えてくれる心強いメンバーがたくさん待っています!安心して飛び込んできてくださいね。

佐賀県小城市健康福祉課 保健師の凌です。一緒に楽しく健康づくりに取り組みましょう!