高校生と地域をつなぐ「まちのラジオ放送局ディレクター」募集!
募集期間:2025年11月22日(土)~2026年1月5日(月) 郵送の場合:当日必着 メールの場合:当日23時59分まで
募集自治体
| 自治体名 | 白石町 |
|---|---|
| 所属課名 | 総合戦略課 白石創生推進係 |
| 担当者名 | 白武、小川 |
| 連絡先 | sougousenryaku@town.shiroishi.town.lg.jp |
企画の概要
今回募集するのは、地域おこし協力隊「まちのラジオ放送局」の仕事。地域の高校生たちを対象に、
・放課後、自由に集まれる場所
・高校生たちの「やってみたい!」を応援してくれる大人とのご縁
・地域の情報がつながる、明るく楽しいご当地ラジオ
をつくる任務に取り組んでいただきます。
イメージしているのは⇩こんな方。
◎ラジオが好きな方
◎人と話す、つながることが好きな方
◎高校生や若者の成長に関わる仕事がしたい方
◎田園風景と人があたたかい地方で暮らしたい方
「それは私です!」という方は、ぜひご応募いただければと思います。
歌垣公園から見る広大な白石平野。
企画が生まれた背景
白石町は、人口減少や若者の地元離れといった課題に直面しています。特に進学を機に町を離れ、そのまま町外で就職する若者が増えており、地域の将来を担う人材の定着が大きな課題となっております。
一方で、かつては地域の人とのつながりや思い出が「帰ってくる理由」となり、地元に戻ったり地元に暮らし続けるきっかけとなっていました。今こそ、高校生の時期から郷土愛を育み、地域の人々と出会い、関わる機会をつくることが求められています。
そこで、町と高校生をつなぐ拠点として「まちのラジオ放送局」を立ち上げ、高校生の放課後の居場所づくりや、番組制作、イベントを通じて郷土愛を育む取り組みを進めます。
ラジオ放送局の活動を通じて高校生たちの郷土愛を育む
海も山も平野もある。空が広く景色は最高。食べ物は豊か。でも、人口22,000人の小さな町には、高校卒業の進路決定のタイミングで、多くの若者が地域を離れてしまう悩みがあります。地域を離れて何かを学ぶのは、それはそれでいい。ただいつか、白石に帰りたい。学んだことを活かして地元に貢献したい。そんな、郷土愛を発揮してくれる若者が増えてくれれば、地域の未来はもっと明るくなりそうです。
私たちが想像しているラジオ放送局は、若者が地域に戻ってくる郷土愛を育む機会が少ないという地域課題の解決策としての取り組みを行います。
すること、特徴は、次のようなもの。
◎高校生たちが集まる居場所となりつつ(拠点となる施設は、役場や各高校からもほど近く、商店街の中心にある「ふれあいプラザ元気のたまご」の活用を検討中です)
◎どこからでも聴ける、SNSラジオを(TikTok、YouTube、Instagram、Spotify、Podcastなど)
◎地域で活躍するゲストを迎えて収録、配信(大人たち同士も、点の活動を線としてつながる)
◎高校生たちの参加も歓迎、応援(アイディアを出したり、パーソナリティをつとめたり)
◎ラジオからのスピンオフで地域に飛び出す企画も?(高校生たちの自己実現をサポート?)
協力隊となるあなたにお願いしたいのは、こんなラジオ放送局のディレクターです。まだ決まっていないこと、決めていきたいこともたくさんあります。
・高校生たちは、どんな居場所を求めているか。
・どんな番組、どんなゲストに興味関心を持ってくれるか。
・ゲストに迎える地域の大人は、どんな人だと楽しめるか。
・どんなトークを繰り広げるか。
・放送局名はどうするか。
すべては、これから。明るく楽しく、白石町らしい放送局を考え、つくる活動に取り組みませんか?
商店街の真ん中にあるふれあいスペース「元気のたまご」。放課後は小~高校生が思い思いの時間を過ごす場所になっています。
募集するのはこんな仕事
\職員が語る企画の魅力紹介動画をご覧ください/
企画の背景や詳しい業務内容、白石のまちの魅力について、担当職員が詳しくご紹介する動画
を作成しました。
ぜひ「生の声」を聴いていただき、地域おこし協力隊として活動するイメー
ジを膨らませていただければ幸いです!
募集説明動画はこちらをクリック!!

具体的な仕事内容
高校生の放課後の居場所としての、ラジオ放送局を設置運営すること
日々の業務をご紹介します。郷土愛を育むために地域との関わりを生む、高校生の放課後の居場所づくりラジオ放送局の設置運営が、主な業務です。
(1)高校生が気軽に立ち寄って過ごせる居場所を環境整備
例:ボードゲーム、マンガ、楽器、お菓子など
(2)高校生の居場所のルールづくり
例:高校生DAYとして高校生が施設を優先して使える時間帯や日程を設ける
高校生の意見、アイディアを収集する仕組みをつくる
(3)ラジオ番組制作(地域のキーマンの取り組みを紹介する)、編集会議
媒体:TikTok、YouTube、Instagram、Spotify、Podcast(などから検討)
更新頻度:1年目は最低6回、2年目以降は月1回程度
※可能な範囲で高校生と一緒に番組制作する
(4)情報発信(「高校生DAY」やラジオの告知)
・Instagramによる告知
・取り組み紹介用のチラシ作成
(5)ラジオゲストと一緒に高校生の地域愛を育むイベントを開催(年1回)
例:高校生のためになる(高校生発信の)イベントの企画開催
地域の課題を高校生が解決するイベントの企画開催
(6)定例会議
・担当職員との定例ミーティング(週1回)
・担当職員や課長等との定例ミーティング(月1回)
・日報、月報の作成
・活動報告会(年1回、関係者や地域の方に向けた活動の報告を行う)
ラジオの収録ブース(イメージ)。どんな設備が必要になるか、考えていくのも楽しみです。
活動のイメージ
1日の流れ(イメージ)
「高校生DAY」がある日
12時00分 出勤 ラジオのゲスト調整 or 台本作成 or Instagramの作業
15時00分 休憩
16時00分 施設にて「高校生DAY」の準備
17時00分 「高校生DAY」オープン、高校生とコミュニケーション
18時00分 ゲストを呼んでラジオ収録
19時00分 ゲストと高校生の交流、高校生とアイディア出し
20時15分 退勤
※「高校生DAY」がない日(通常出勤の日)は、8時30分~16時45分の勤務
1週間の流れ(イメージ)
(月曜日) 休み
(火曜日) 定例ミーティング、「高校生DAY」整備の日
(水曜日) ラジオ準備の日(台本作成、ゲスト調整等)、夕方から「高校生DAY」
(木曜日) 休み
(金曜日) 事務作業(企画整理、高校生意見の整理)、夕方から「高校生DAY」
(土曜日) 終日「高校生DAY」
(日曜日) 休み
※週4日、1日7時間15分勤務となります。超過した場合は振替休日等で対応
3年間の活動イメージ
(1年目)上半期:ラジオ放送局を準備/下半期:ラジオ放送局をスタート
①地域の方との関係づくり
②高校生の居場所づくり
③ラジオ番組制作(地域のキーマンの取り組みを紹介する)
④Instagramによる情報配信
(2年目)ラジオ放送局を軌道に乗せる
①高校生の居場所づくり
②ラジオ番組制作(地域のキーマンの取り組みを紹介する)
・高校生のアイディアを入れていく
③Instagramによる情報配信
④ラジオゲストと一緒に高校生の地域愛を育むオープンデーを開催(年1回)
(3年目)ラジオ放送局に高校生に関わってもらう/高校生の居場所継続の仕組みを検討
①高校生の居場所づくり
②ラジオ番組制作(地域のキーマンの取り組みを紹介する)
③Instagramによる情報配信
④ラジオゲストと一緒に高校生の地域愛を育むオープンデーを開催(年1回)
こんな人に来てほしい
求める人物像
◎高校生や若者の成長に関わる仕事に関心がある
◎高校生や地域の人を巻き込み、新しいことに挑戦したい方
◎ラジオを聴くことが好きな方
◎人の話を聞き出すことが得意な方
◎年齢を問わず、誰とでもフラットに話すことができる方
◎SNS(特にInstagram)の操作に慣れている方
必須スキル
◎PC操作(オフィスソフト、SNSの投稿など)
◎最低限の書類作成スキル(報告書や企画書など)
雇用条件
| 勤務地(デスクがある場所、活動地域) | 白石町役場総合戦略課、ふれあいプラザ元気のたまご、白石町内など |
|---|---|
| 雇用形態 | 会計年度任用職員(パートタイム) |
| 募集人数 | 1 |
| 報酬 | 月額280,000円(賞与なし) 通勤手当 支給あり 時間外手当 支給あり ※時間外勤務手当が生じた場合、規定に基づいて支給します ※税、社会保険料、雇用保険料等の本人負担分が上記金額から差し引かれます |
| 勤務日数(勤務時間) | 勤務日 週4日勤務(週29時間)※一部活動やイベント実施等により土日勤務があります 勤務時間 ①通常勤務の日 8時30分~16時45分の1日7時間15分(休憩1時間) ②「高校生DAY」がある日 12時00分~20時15分の1日7時間15分(休憩1時間) |
| 副業 | 可 |
| 車 | 活動用の専用車なし(公用車あり) |
| 住宅 |
家賃補助 月額上限50,000円まで(上限を超える場合は自己負担) |
| 待遇・福利厚生 | 有給休暇 町の規定により付与(着任後に10日付与) 社会保険等 厚生年金、共済保険、雇用保険に加入 ※食費、光熱水費、通信費、区費等は自己負担 |
| 審査方法 | 第1次選考【書類選考】 書類選考の上、結果を全員に文書で通知します。 〈提出書類〉 (ア)応募申込書 (イ)住民票抄本 (ウ)普通自動車運転免許証の写し 〈提出方法〉 (ア)郵送 (イ)メール 〈提出先〉 〒849-1192 佐賀県杵島郡白石町大字福田1247番地1 白石町役場 総合戦略課 白石創生推進係 Mail sougousenryaku@town.shiroishi.lg.jp 第2次選考【面接】 第1次選考合格者については、おためし地域おこし協力隊として、2泊3日の現地面接による第2次選考を実施します。 日時及び場所については、第1次選考結果通知時にお知らせします。 日程:令和8年2月13日(金)~2月15日(日)(2泊3日) ※日程は変更になる場合があります。 ※2次選考に要する宿泊費は白石町が負担しますが、ほか応募に係る経費(書類申請費用及び面接時の交通費など)はすべて応募者の負担となります。 ※選考の経過及び結果についての問い合わせには応じられませんのであらかじめ御了承ください。 募集要項・応募申込書・募集に関する記事は、以下URL(白石町ホームページ)より確認してください。 https://www.town.shiroishi.lg.jp/chousei_machi/machi_dukuri/_7955/_8321.html |
白石町はこんなところ
佐賀県白石町は、佐賀県南西部に位置する人口約22,000人の小さな町です。町の北西側にある杵島山系から東へ広がる白石平野は、古くは弥生時代から自然陸化し、長い年月をかけて干拓によって形づくられてきました。特色である粘質土壌は、米や麦、野菜、施設園芸などに適しており、白石町がみのり豊かな農業の町として親しまれてきた背景にもなっています。また、六角川や塩田川をはじめとする川は、地域にうるおいを与えながら、宝の海とも言われる有明海に注いでいます。山と平野、川と海といった美しく個性豊かな自然が一体として揃う町です。
我が国有数の穀倉地帯である佐賀平野。二毛作が盛んで、5-6月には麦、9-10月には米が実り、一帯を金色に染める美しい景色が見られます。